「中立」新聞の形成無料ダウンロードkindle

「中立」新聞の形成

によって 有山 輝雄


3.7 5つ星のうち(1人の読者)

「中立」新聞の形成無料ダウンロードkindle - 内容(「BOOK」データベースより) 幕末から維新期にかけて急激に生じた社会的コミュニケーションの活性化と混沌状況の中から、秩序はいかにして形成されたのか。それ自身が発展途上にあった政治権力と、今日まで続く「中立」のジャーナリズムの成立過程との関わりを歴史的に分析した労作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 有山/輝雄 1943年生まれ。1972年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「中立」新聞の形成の詳細

本のタイトル : 「中立」新聞の形成
作者 : 有山 輝雄
ISBN-10 : 4790713342
発売日 : 2008/06
カテゴリ : 本
ファイル名 : 中立-新聞の形成.pdf
ファイルサイズ : 25.36 (現在のサーバー速度は28.71 Mbpsです
以下は 「中立」新聞の形成 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
大阪朝日は創刊間もない1880年代、明治政府と密約を交わし、借金1万5000円の返済の肩代わりと資本金1万円の補助を受けたという。そして自由民権を求める反政府言論が横溢した時代に、表面的には「中立を化粧」しながら、それらに攻撃を加えた。「公平無私」の立場からの「民権家の暴説」批判は、政府御用の言論以上に効果的な民権派批判になったという。また政府と立場が異なる場合は、自ら批判を封印し、沈黙した。政府の巧妙な言論統制。権力とメディアの癒着。「中立ジャーナリズム」の淵源に迫る好著。

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